2021年8月に総務省情報通信制作研究所が13歳から69歳までの男女1,500人を対象に行った「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、YouTubeの利用率は10代~40代で90%を超えていることがわかりました。
そのため腕時計についての動画も少しずつ増加してきています。
この記事ではYouTubeで人気の腕時計専門チャンネル、腕時計動画について詳しく解説します。
参考:総務省情報通信制作研究所「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
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目次
- ■YouTubeで人気の腕時計チャンネルとは?
- 腕時計のある人生
- Apple Watch Journal
- ■YouTubeで腕時計を取り入れたファッションについて知りたいなら?
- Pen magazine
- ■YouTubeで腕時計をテーマにしたバラエティを楽しみたいなら?
- Hikakin TV「1億円で買った時計が大変なことになってしまいました…」
- 児島だよ!「児嶋48歳、人生初の高級時計をみに銀座へ行ってきた!」
- ■腕時計についての発信を大切にするブランド「和心」
- ■まとめ
■YouTubeで人気の腕時計チャンネルとは?
数あるYouTubeチャンネルの中でも、腕時計を専門に扱い人気となっているチャンネルが存在するため、2つご紹介します。
腕時計のある人生
「腕時計のある人生」は講談社「FORZA STYLE」で人気の腕時計コラム「腕時計羅針盤」を書いたり、腕時計についての情報をブログやTwitterで発信しているRYさんが、腕時計の魅力を「とにかくわかりやすく」発信しているYouTubeチャンネルです。
YouTubeにはたくさんの腕時計に関するチャンネルがありますが、そのほとんどが高級腕時計について発信しています。
しかし「腕時計のある人生」においては5万円以下の予算で購入できる手頃な腕時計から、高級腕時計についてまで幅広く発信しているため、チャンネル登録者数が2022年2月現在5.2万人と、たくさんの腕時計ファンに支持されているのです。
またRYさんはいたずらに腕時計をコレクションするようなことはなく、MYルールとして「1年に最大1本、1ブランド最大1本、合計最大10本」という決まりを定めて腕時計を購入していることから、腕時計を実用品として考えているのがわかります。
RYさんはYouTubeの出演者として決して派手さのあるタイプではありませんが、誠実な説明と淡々とした話し方が着用している腕時計とあいまって、穏やかな雰囲気のチャンネルとなっています。
Apple Watch Journal
Apple Watch Journalは、Apple Watchに関する総合情報サイト「Apple Watch Journal」の公式YouTubeチャンネルです。
情報サイトにはYouTube動画へのリンクがたくさん埋め込まれてあり、連動させてよりApple Watchへの理解が深まるよう工夫されています。
またYouTube動画においては、BGMを極力小さくしてナレーションと動画によるApple Watch の説明により集中できるよう工夫が施されているのです。
そしてApple Watch JournalではApple Watchのオリジナルバンドを制作したり、Apple Watchの分解アートを紹介したりするなど、一風変わったApple Watchの楽しみ方も提案しています。
Apple Watchの購入を考えている人は、ぜひ一度は情報サイトとYouTube動画に目を通しておくことをおすすめします。
参考:YouTube「Apple Watch Journal」
■YouTubeで腕時計を取り入れたファッションについて知りたいなら?
腕時計にはファッションアイテムとしての側面もありますが、YouTube動画にもそれが反映されており、ファッションをテーマとしたチャンネルの中で腕時計が紹介されることがあります。
腕時計についてよく発信しているYouTubeのファッションチャンネルをご紹介します。
Pen magazine
Pen magazineは雑誌「Pen」の公式YouTubeアカウントです。
雑誌、Webサイト、YouTubeチャンネルと連動してファッションやデザイン、アートなどのクリエイティブ系から、腕時計やクルマ、カメラといった男心をくすぐるプロダクトまで、知的で上質な情報を提供し続けています。
PARMIGIANI FLEURIERの腕時計の良さをクリエイターの人が語る動画や、腕時計の気になる話題を紹介する動画連載「Watch the Watches」などの企画は、どれもあまり長い尺の動画ではないのに中身が濃いため目が離せない内容となっているのです。
ファッション雑誌というとどうしても消費を目的とした商品紹介ばかりが多くなりがちですが、Pen magazineにおいては知っておきたい腕時計の知識や、腕時計の新しい楽しみ方まで含めた提案をしているのが特徴的だと言えるでしょう。
ファッションの1つとしての腕時計をより楽しみたいなら、Pen magazineを見てみることをおすすめします。
■YouTubeで腕時計をテーマにしたバラエティを楽しみたいなら?
YouTubeではバラエティジャンルの動画が人気ですが、腕時計をテーマにしたバラエティ動画もたくさんあるのをご存知でしょうか。
腕時計をテーマにした動画の中で人気が高いものを2つご紹介します。
Hikakin TV「1億円で買った時計が大変なことになってしまいました…」
Hikakin TVと言えば2022年2月現在、登録者数が1060万人の人気チャンネルですが、高額商品を購入する動画の中に、腕時計を扱った動画も含まれているのです。
「1億円で買った時計が大変なことになってしまいました…」の動画は2022年2月22日に急遽撮影された動画で、冒頭にHikakinさんが購入したROLEXデイトナレインボー2本の価値が急騰したことが報告されます。
腕時計の価値は変動があるものの、Hikakinさんが価格相場を調べてみると、2本のうち黒い文字盤が購入時5,280万円だったのが8,841万円、白い文字盤が購入時5,980万円だったのが1億5,113万円に値上がりしていたということでした。
Hikakinさんは腕時計が好きで購入しているため、転売するといった考えはないものの、所持している他の腕時計も同様に調べてみたところ値上がりしているものも含まれており、腕時計が好きな人にとって夢のある内容となっています。
参考:Hikakin TV「1億円で買った時計が大変なことになってしまいました…」
児島だよ!「児嶋48歳、人生初の高級時計をみに銀座へ行ってきた!」
アンジャッシュ児島一哉さんのYouTubeチャンネル「児島だよ!」は登録者数99.8万人の人気チャンネルですが、児島さんのほのぼのとした人柄が伝わる暖かい雰囲気の動画が多数アップロードされています。
冒頭スタッフから児島さんが銀座で高級腕時計を購入する企画だといきなり告げられますが、そもそも腕時計を全くつけない生活をしていると児島さんが告白するのです。
児島さんは腕時計の素人ですと自己紹介しGINZA RASINへと入店すると、並行輸入の新品と中古品の取扱いがあると説明され、グランドセイコー、フランクミュラー、カルティエなどを見て価格の高さに驚きます。
その後児島さんに似合う腕時計を店員さんにいくつか見立ててもらうのですが、160万円、640万円、1240万円と価格が上がっていってしまい、最後は怖いからと試着している腕時計を外してしまうシーンは微笑ましいと感じる人も少なくないでしょう。
高い腕時計を着けた緊張感から最後に少し児島さんがげんなりしているのも見どころです。
参考:児島だよ!「児嶋48歳、人生初の高級時計をみに銀座へ行ってきた!」
■腕時計についての発信を大切にするブランド「和心」
和心は、1964年創業の腕時計メーカー、株式会社和工がお届けする和にこだわった腕時計ブランドです。
購入後にお客様に腕時計を長く愛用していただくためには情報発信をすることが大切だと考え、取扱説明書をホームページに掲載したり、Shopifyのオンラインショップでもブログで腕時計に関わる情報をさまざまな角度から発信したりしています。
またSNSでも手軽に和心について知っていただけるよう、Twitterでも旬な情報をお届けしています。
腕時計についてさまざまな側面から知識を深めたい人は、ぜひ和心のお伝えする情報をチェックしてみてください。
【公式】腕時計「和心」広報@ 株式会社和工(@wacocoro_wakoh) / Twitter
■まとめ
YouTubeには腕時計専門チャンネルや腕時計動画がたくさんあり、それぞれのニーズに合わせた動画を視聴できることがわかりました。
映像で見ることでより腕時計について理解を深められるため、ぜひ楽しみながら腕時計の動画を見てみてください。