腕時計は日本製が大人気!レディース腕時計の選び方を詳しく解説

腕時計は日本製が大人気!レディース腕時計の選び方を詳しく解説

腕時計というと男性のおしゃれというイメージを持つ人が多いかもしれませんが、女性で実用性とファッション性を兼ね備えた日本製の腕時計をつけて楽しむ人も増えてきました。

この記事ではそんなこだわりを持つ女性向けに、日本製の腕時計の歴史からレディース腕時計の選び方まで詳しく解説します。

女性にとって腕時計とは?

2018年4月~5月にかけてDIMSDRIVEが行った「腕時計に関するアンケート」の調査結果によると、「外出する時はいつでも腕時計をつける」と回答したのが男性49.7%、女性33.9%という結果でした。

男性と比較すると腕時計の利用率は低いものの、3割以上の女性が外出時には腕時計を使用しているということです。

そして腕時計をつける理由について、「腕時計が好きだから」と回答した女性が30.1%、「コーディネートの一部だから」と回答した女性が22.0%いたのです。

また日本製ブランド(セイコー、シチズンなど)のレディース腕時計を1本持っている人が38.9%、日本製ブランドのカジュアルライン(G-shockなど)のレディース腕時計を1本持っている人が26.6%と、海外メーカーの腕時計を持つ人が10%台であるのを大きく上回っているのです。

これらのことから、女性は外出する時、日本製の好きなレディース腕時計を洋服のコーディネートに合わせて選びたいと思っている人が多いのがわかります。

参考:DIMSDRIVE「腕時計に関するアンケート」

レディース腕時計における選び方の基本

女性が実際に腕時計をどのように選び、活用しているのかをご理解いただいたところで、レディース腕時計の選び方の基本を3つご紹介します。

日本製の腕時計を選ぶ

一般社団法人日本時計協会のホームページで日本の腕時計の歴史を紐解いてみると、一貫して品質の良い壊れない腕時計をリーズナブルな価格で顧客に提供してきているのがわかります。

1964年の東京オリンピックに競技計測システムとして採用されてから日本製の時計は注目を集め、スイスの時計コンクールにおいて日本製の腕時計が上位を独占したのです。

その後日本における腕時計の輸出は拡大を続け、ついにスイスに次ぐ生産・輸出国となったのです。

日本製の腕時計は現在でも、太陽光発電機能や消費電力の低さなど技術的な価値もさることながら、精密工芸品や宝飾品としての価値も高め続けています。

このため安い価格でも品質の良さを求めるなら、腕時計は日本製のレディースの中から選ぶのが賢い選択だと言えるでしょう。

参考:一般社団法人日本時計協会「日本の時計産業概史」

バンドのタイプで選ぶ

レディース腕時計のバンドは革製・金属製・布製・樹脂製の4種類があるのでそれぞれのメリットとデメリットを表にまとめてみました。

バンドの種類

メリット

デメリット

革製

・革の種類が多く自分に合った色や形を選択できる

・軽いので腕が疲れにくい

・水に弱くケアを怠るとカビが生える

金属製

・高級感がある

・洗浄できるため半永久的に使用できる

・他のバンドと比較すると重い

布製

・バンドの交換価格が安い

・軽くて丈夫

・時計によりバンド幅が決まっているため交換の際確認が必要

樹脂製

・軽くて柔らかいので扱いやすい

・水や汗にも強いのでスポーツ時も着用できる

・色移りしやすい

・劣化しやすい


メリットとデメリットを比較しながら、自分のニーズにあった腕時計を選びましょう。

ケースのサイズで選ぶ

腕時計のケース(ガラス・ガラス縁・胴・裏ぶたの総称)のサイズとはリューズ(腕時計の横にあるつまみ)やリューズガード(リューズを保護する部品)を含まない横幅のことを指します。

ケースのサイズはレディースの場合おおむね28mm~35mm程度ですが、手首の幅の7割程度のサイズを選択すると美しく見えるとされているのです。

ケースサイズによって人に与える印象は大きく変わるため、購入前には自分の手首の幅をあらかじめ測っておくようにしましょう。

レディース腕時計における選び方の年代別ポイント

日本製で人気のレディース腕時計はたくさんありますが、その中で自分に合った1本を選ぶためのポイントを年代別にご紹介します。

20代女性が腕時計を選ぶポイント

20代の女性が腕時計を選ぶ際に押さえておきたいポイントは次の3つです。

  • ビジネスでもプライベートでも使用できる腕時計を選ぶこと
  • 1万円~2万円程度のプチプラの腕時計も視野に入れること
  • 人気のあるデザインの腕時計を選ぶこと

20代の女性はまだほとんどの人が会社の新人として多くの仕事を抱えているため、腕時計選びに時間をかけることや、高価な腕時計を複数本購入するのは難しいでしょう。

日本製の安い腕時計の中から洋服やつける場を選ばないデザインを選ぶのがおすすめです。

30代女性が腕時計を選ぶポイント

30代の女性が腕時計を選ぶ際に押さえておきたいポイントは次の3つです。

  • 文字盤の見やすい腕時計を選ぶこと
  • プチプラならセンスのいい時計を選ぶこと
  • 長く使える時計も視野に入れて選ぶこと

30代の女性はビジネスもプライベートでも忙しくなる時期なので、20代の時よりは機能を重視した腕時計選びをするのが望ましいと言えます。

プチプラでもそれなりにおしゃれな時計を選ぶと家計を圧迫せず、使い心地も良いでしょう。

40代女性が腕時計を選ぶポイント

40代の女性が腕時計を選ぶ際に押さえておきたいポイントは次の3つです。

  • ビジネス用とプライベート用の腕時計を別で選ぶこと
  • 手が届くなら憧れのハイブランドで良質な腕時計を選ぶこと
  • 長く使える時計を選ぶこと

40代女性はそれなりに社会的地位が上がるため、20代や30代の時よりは少し高級感を意識して腕時計選びをすると良いでしょう。

また仕事服とカジュアル服で腕時計を変えるのもおしゃれでおすすめです。

50代女性が腕時計を選ぶポイント

50代女性が腕時計を選ぶ際に押さえておきたいポイントは次の2つです。

  • 文字盤の見やすい時計を選ぶこと
  • 長く使える時計を選ぶこと
  • ハイブランドの腕時計も視野に入れて選ぶこと

50代女性は長く大切にできる腕時計を、それなりに時間をかけて選ぶのがおすすめです。

仕事やプライベートでがんばってきた自分へのプレゼントとするのも良いでしょう。

日本製にこだわった腕時計ブランド「和心」

数ある腕時計ブランドの中でも、日本製にこだわってレディース腕時計を作っているブランドが「和心」です。

腕時計のバンドは「畳」「宇陀印傳」「江戸組紐」「ピアノレザー」「博多織」「東京豚革」と5つの日本における伝統工芸技術を用いて制作されています。

また腕時計のケース・裏蓋・ガラス・リューズなど細かな部品に至るまで日本製にこだわっているのです。

品質が良く壊れにくいという日本製の腕時計の良さだけではなく、日本の素材を用いたデザイン性の高さも兼ね備えているのが特徴的と言えるでしょう。

腕時計としての機能にはこだわりつつ、人とかぶらないおしゃれを楽しみたい人におすすめです。

和心 WACOCORO (wacocoro-watch.com)

まとめ

女性は外出する時、好きなレディース腕時計を洋服のコーディネートに合わせて選び、楽しみながら時間を確認したいと思っている人が多いため、バンドの素材やケースサイズを確かめつつ、日本製の腕時計を選ぶのが望ましいとわかりました。

また年代別に選び方のポイントを押さえると、さらに自分に合った腕時計が選べるでしょう。

つけていて自分が気持ちよく過ごせるお気に入りの1本を、ぜひ探し当ててみてください。