腕時計の文字盤やベルトの色の選び方とは?シーン別にご紹介

腕時計の文字盤やベルトの色の選び方とは?シーン別にご紹介

腕時計を選ぶ際、ブランドや価格を先に見てしまうのはよくあることですが、実は文字盤やベルトのも腕時計を実際に着けた時の印象を決めるため、大事な要素だと言えるでしょう。

この記事では腕時計の文字盤やベルトのの選び方を、シーン別に詳しく解説します。

腕時計にとってとは?

腕時計の文字盤やベルトの色は、腕時計を身に着けている人のセンスを表すだけではなく、その人の第一印象を決める大切な要素です。

腕時計によく使われる色が、それぞれ見た人にどのような印象を与えるのか見てみましょう。

腕時計の種類

与える印象

情熱的 活動的 エネルギッシュ

オレンジ

陽気 社交性が高い 向上心がある

黄色

明るい ポジティブ ユーモア

リラックス リフレッシュ 安心 協調性

冷静 信頼 自由 理知的

神秘性 高貴 芸術性

ピンク

優しさ 思いやりがある 親切

純粋 無垢 清潔

強さ 威厳 重厚感 フォーマル

グレー

控えめ 落ち着き シック


これを見ると、例え同じデザインの腕時計でも色によって大きく他の人に与える印象が変わるのがわかるのではないでしょうか。

参考:カラーリスト佐々木仁美監修「色の心理学」

シーン別の腕時計におけるの選び方

腕時計はどのような場でつけるのかによって、の選び方が変わります。

3つのシーン別に、おすすめの色をご紹介します。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいては、純粋さや清潔感を表す白の文字盤やベルトがおすすめです。

白はスーツやジャケットと合わせた時に悪目立ちせず、シンプルで時刻が見やすいという特徴があります。

このことから、就職活動や転職活動においても良い印象を与えることができます。

定番の色ではありますが、汎用性も高いため幅広い場で腕時計を使用したいと考えるなら、白を取り入れるのが望ましいでしょう。

またビジネスシーンにおいては、フォーマルで重厚感のある黒もおすすめです。

黒い文字盤やベルトは高級感があるだけではなく、黒いスーツにもよく馴染んで個性を主張できます。

ただ文字盤とベルト、スーツを全て黒で揃えてしまうと重すぎる印象になるため、別の色を一部取り入れるなどして軽さを取り入れるのがよいでしょう。

また文字盤をあまり大きすぎないサイズのものに変更して、軽さを出すのも1つの方法です。

そして女性の場合、優しさや思いやりを表すピンクの文字盤やバンドも印象がよいでしょう。

ただしショッピングピンクなどの派手なはビジネスシーンには不向きなので、淡いトーンの文字盤やバンドを選ぶことをおすすめします。

また、ピンクの腕時計の場合、華奢なデザインのものを選ぶとより女性らしさが表現できるでしょう。

冠婚葬祭

結婚式には時間を忘れて新郎新婦をお祝いするという意味が込められているため、今までは腕時計のように時間を確認できるものは身に着けないのがマナーとされてきました。

しかし近年では腕時計が時間を確認する道具としての意味だけではなく、ファッションアイテムとしての意味も持ち始めてきたため、結婚式という場にふさわしい腕時計であれば着けてもよいことに変わってきたのです。

これらを踏まえて、結婚式においては全体的にデザインがシンプルで白の文字盤、黒革のベルトの腕時計を選ぶと間違いがないでしょう。

そしてお葬式の場合、スマホなどを取り出して時刻を確認するのはマナー違反とされるため、袖口に収まる腕時計でさりげなく時間を確認するのが望ましいでしょう。

文字盤のを白以外にした場合、マナー違反だと感じる人も少なくありませんので、白を選ぶのが基本ですが、黒やシルバーでも許容範囲だとされています。

アウトドア

アウトドアにおいては赤、オレンジ、黄色、緑、青など、明るくて暗い場所でも見やすい色を選ぶのがおすすめです。

また色ではありませんが、デジタル式の腕時計を選ぶと防水性、耐衝撃性に優れている上バックライトを搭載した腕時計が多いため、アウトドアにおいては使い勝手が良いのではないでしょうか。

腕時計を選ぶポイント

シーンによる違いやマナーを踏まえつつも、自分に似合う腕時計を選ぶにはどのようなポイントに気を付ければよいのでしょうか。

3つご紹介します。

時刻が確認しやすい色を選ぶ

腕時計の文字盤のを選ぶ場合、針の色と文字盤の色の組み合わせによっては、時刻が確認しにくくなるでしょう。

例えば針の色と文字盤の色を同系色で揃えてしまうととても見づらくなるため、色相環で補色の関係にある色同士や、明度の異なる色を選ぶよう意識することをおすすめします。

トレンドカラーを取り入れてみる

自分の年齢や雰囲気に合った色を選ぶのは大切なことですが、それだけでは若々しさや元気がないという印象を与えてしまうことがあります。

そのため淡い色でも良いので、トレンドカラーを文字盤やベルトに取り入れてみるのも良い工夫だと言えるでしょう。

例えば2021年秋から2022年冬にかけての腕時計のトレンドカラーは黄色、オレンジ、ピンク、ラベンダー、緑、青、茶色、白の8色なので、これらの色の中から1つ、文字盤やベルトに色を取り入れてみると若々しい印象となるのです。

マナーばかりに縛られすぎず、年齢相応の遊び心で腕時計を決めるのも楽しいことではないでしょうか。

ファッション小物と色をコーディネートする

例えば男性の場合、ベルトや靴の色と腕時計の色がうまくなじんでいないと、どこかちぐはぐな印象を与えてしまいます。

その日に着ているものの色が爽やかな色合いなのに、腕時計の文字盤やベルトのに重厚感があると腕時計が浮いて見えるといったことです。

このようなことを防ぐためにも、姿見で着ているものとファッション小物、腕時計がバランス良くなじんでいるかをチェックしてから出かけるようにしましょう。

和の色を大切にしている腕時計ブランド「和心」

和心は、1964年創業の腕時計メーカー、株式会社和工がお届けする和にこだわった腕時計ブランドです。

腕時計の文字盤はもちろん、バンドの「畳」、「宇陀印傳」、「江戸組紐」、「ピアノレザー」、「博多織」、「東京豚革」には和のが豊富に取り入れられており、どこか品の良さを感じさせるデザインに仕上がっています。

日本の伝統色はとても種類が多く、今の日本人には聞きなれない名前の色というのも多数存在しますが、実際に色を見るとどこか懐かしい風合いがあり、彩度や明度の高い色でもどこか控えめな印象なのが特徴的です。

このような和の色をたくさん取り入れて作った和心の腕時計は、その日のファッションのポイントとしても、また全体の印象を引き締める役割としてもさまざまに使うことができます。

時刻を知るだけではなく、一歩先のおしゃれとしても腕時計を取り入れたい人は、ぜひ和心の腕時計をチェックしてみてください。

和心 WACOCORO (wacocoro-watch.com)

参考:和色大辞典

まとめ

腕時計はビジネスシーン、冠婚葬祭、アウトドアなどシーン別に使い分けるのが望ましいですが、それぞれの色が与える印象を把握し、トレンドも考慮して取り入れるとよりおしゃれを楽しめることがわかりました。

この記事も参考にして、ぜひ自分の印象をより良くしファッションセンスもアピールできる自分だけの1本を見つけてみてください。