ビジネスの場においては年齢や性別に関係なく腕時計を身に着けている人が多いですが、選び方や着け方のマナーも社会人としてきちんと理解しておくのは重要なことと言えるでしょう。
この記事では、ビジネスシーンにおける腕時計についてのマナーを詳しく解説します。
-
目次
- ■ビジネスにおいては腕時計をするのがマナー
- ■ビジネスの場で腕時計をするメリット
- コミュニケーションツールになる
- モチベーションアップにつながる
- ビジネスが成功しやすくなる
- ■ビジネスシーンでつける腕時計の選び方のマナーとは?
- なるべくアナログ式の腕時計を選ぶ
- スーツやジャケットに合うデザインの腕時計を選ぶ
- サイズを意識して選ぶ
- バンドの素材は金属素材かレザーにする
- 靴やベルトの色に合わせて選ぶ
- ■ビジネスシーンにも和の素材を!シンプルさも魅力の腕時計ブランド「和心」
- ■まとめ
■ビジネスにおいては腕時計をするのがマナー
そもそもビジネスシーンにおいては腕時計をすること自体がマナーです。
理由は次の3つです。
①スマートフォンでの時間確認は周囲の人に良い印象を持たれないため
スマートフォンで時間を確認する場合、バッグからスマートフォンを取り出したり、視線を画面に移したりする必要があるため、本人は時間を確認していても周囲の人には別のことをしているようにも見える時があります。
例えば仕事中なのにスマートフォンで私用の連絡をしているのではないかといった疑いを持たれてしまったり、仕事に集中できていないのではないかという印象を与えてしまったりする可能性があるということです。
またスマートフォンが普及する以前からビジネスに携わっていた人も職場にはいることを考えると、スマートフォンでの時間確認は控え、腕時計で時間を確認する方が望ましいでしょう。
②タイムマネジメントができる人という印象を与えることができるため
腕時計は常に時間を確認できるため、身に着けるだけでタイムマネジメントをしっかりと行う人という印象を持たれやすくなります。
遅刻はビジネスの場ではマナー違反となるため、標準電波を受信し、自動的に時刻やカレンダー修正を行なう機能を持つ電波修正時計や、電池切れの心配のない太陽電池時計などを身に着けておくと、さらに正確な時間管理ができるでしょう。
③ビジネスの場では服装や持ち物から信頼できるかどうかを判断される場合があるため
ビジネスは社内や社外に関わらず、周囲の人と信頼関係が構築できるかどうかによって結果が異なってきますが、信頼できる人かどうかを判断する基準の1つとして身だしなみを気にする人も中には存在します。
これは腕時計をしていることで、身だしなみに心配りができる人と判断される場合もあるということです。
ビジネスの場においてはさまざまな世代や価値観の人が一緒に仕事をしているということを意識して、マナー違反とならないよう腕時計をつけることが大切です。
■ビジネスの場で腕時計をするメリット
具体的にビジネスの場で腕時計をするメリットには、どのようなことがあるのでしょうか。
3つご紹介します。
コミュニケーションツールになる
腕時計はビジネスシーンで相手との共通の話題を見出すのに使うことができます。
例えば顧客が腕時計を新しいものへと変えた際、その腕時計について商談前に少し触れることで本題へとスムーズに入りやすくなるでしょう。
モチベーションアップにつながる
腕時計は時間を確認するツールとしての意味合いだけではなく、装飾品でもあります。
そのため、仕事で成長した自分を表現するステータスアイテムと考えると、モチベーションアップにもつながるでしょう。
ビジネスが成功しやすくなる
腕時計をつけてビジネスマナーを守るということは、ビジネスで関わる人との信頼関係を構築しやすくしているということでもあるため、ビジネスが成功する確率を上げているとも言えます。
信頼関係というのは時間の経過とともに積み重ねていくものであるため、腕時計をつけることで1つ信頼を得るための行動を取ったと考えると、腕時計をつけるのが楽しくなるのではないでしょうか。
■ビジネスシーンでつける腕時計の選び方のマナーとは?
実際にビジネスの場でつける腕時計を購入する際は、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
5つご紹介します。
なるべくアナログ式の腕時計を選ぶ
ビジネスシーンでつける腕時計は、なるべくアナログ式の時計を選ぶのがマナーです。
スーツやジャケットとコーディネートしやすいデジタル式の腕時計も存在しますが、どちらかと言えばカジュアルな印象になるでしょう。
このため長針、短針、秒針の3つが揃ったアナログ式腕時計を選ぶのが望ましいと言えます。
スーツやジャケットに合うデザインの腕時計を選ぶ
ビジネスシーンにおいては、スーツやジャケットと合わせた際に悪目立ちするデザインの腕時計は避けた方がよいでしょう。
具体的には、派手すぎる色や宝石などが配置されたデザインの腕時計は望ましくないということです。
色は白・黒・シルバーなどの定番カラーを選び、安っぽい印象を与えるデザインも避けるようにしましょう。
サイズを意識して選ぶ
スーツやジャケットに合う腕時計のケースサイズは男性なら36mm~40mm、女性なら28mm~35mm程度といった目安はありますが、これは個人の手首の太さを鑑みた数値ではありません。
そのためお店で実際につけてみて、次のようなことをチェックするのがよいでしょう。
- 袖口に収まるサイズかどうか
- 分厚すぎないか
- (女性の場合)ケースサイズが小ぶりすぎないか
腕の太さとのバランスの良い腕時計を選ぶことが大切です。
バンドの素材は金属素材かレザーにする
腕時計のバンドには金属素材、レザー、布、シリコンなどがありますが、ビジネスシーンにおいてはカジュアルな印象を与えるのは望ましくないため、金属素材かレザーを選ぶのがよいでしょう。
よりフォーマルなのは金属素材よりもレザーだとされますが、金属素材は防水加工がされていて耐久性に優れたものが多いため、自分の仕事時におけるニーズに合わせて選ぶことをおすすめします。
靴やベルトの色に合わせて選ぶ
レザーのバンドを選ぶ場合、統一感を出すために自分が普段履いている靴や使用しているベルトの色と揃えるのがよいでしょう。
腕時計だけが浮いて見えないように工夫することが大切です。
■ビジネスシーンにも和の素材を!シンプルさも魅力の腕時計ブランド「和心」
和心は、1964年創業の腕時計メーカー、株式会社和工がお届けする日本製にこだわった腕時計ブランドです。
和心のラインナップでビジネスシーンにおすすめなのは、こだわりの天然皮革から作り上げたピアノレザーで、植物の樹液タンニン(ベジタブルタンニン)鞣しを施してあり、薄手なのが特徴的と言えるでしょう。
和心で使用しているのは、伝統として受け継がれている20もの工程を経て「皮」から「革」へと皮革を鞣す栃木レザー株式会社製のピアノレザーで、使い込むほど味わいが増し、革が曲がると色の濃淡が微妙に変化するなど、使う人の個性の違いを生かせるレザーです。
ピアノレザーという名前は、楽器のピアノが弾く人によって音色が変わるように、革も使い手により味わいが変わるというところからきているため、この腕時計をつければビジネスの場で使用しながらバンドの変化を楽しむことができるでしょう。
ビジネスにおける腕時計のマナーを守りながらも、個性を出して仕事に取り組みたい人には、和心のピアノレザーをおすすめします。
■まとめ
ビジネスシーンでは腕時計をつけるのがマナーで、なるべくアナログ式の時計をサイズやスーツとの組み合わせに配慮して選ぶことが大切だとわかりました。
ビジネスの場で信用を積み重ね、大きな成功をおさめるためにも腕時計は慎重に選ぶように心がけましょう。